【素人でも余裕でデザインできる】「あるあるデザイン」を参考に実際にポスター作ってみた!【レビュー】
こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。
今回は、デザインについての本です!
『あるあるデザイン』と言う本をご存じですか?
そのままの意味で、よく街で見かけるようなデザイン性のあるポスターやフライヤー(チラシ)などをみて、我々デザインを学んでいる人には、共通点などがわかってきます。
でもその共通点をイメージから具体的にアウトプットするのが難しいんですよね。
「その共通点に名称をつけてみた」
というレイアウト集の本が『あるあるデザイン』です!
【レビュー】「あるあるデザイン」をよんで思ったこと感じたこと
まず初めに、これは解説本ではありません。
テンプレート集です。
いわゆる図鑑のように、「読んで学ぶ」ではなく「見て学ぶ」本です。
なので、デザインにあまり興味がない人が抵抗のあるデザイン論の本ではなく、読みやすく気軽に読むことが着る書籍なんです!
わかりやすい構成
デザインの本だけあって、とてもわかりやすく構成されています。
中身の画像は紹介できませんが、中身については紹介できます。
冒頭でも行った「共通点」にフレーズがついており、その共通点に則ったテンプレート(ポスターやチラシ)が4〜5枚紹介されています。
デザインをかじったことがある人にはわかりますが、Adobeのポスター作成ツールでよく見かけるテンプレートのようなものがたくさん見かけられます。
もちろんAdobeのテンプレとは違って名称づけされていますから、この本の方が読みやすいです。
でも、あるあるすぎてぬるま湯な感じも
僕はグラフィックデザインを学んでいる身です。
そのせいか、紹介されているあるあるデザインのほとんどが、手垢がついた手法にも見えてしまいます。
ですが、なんといっても名称(フレーズ)として再認識できたことが本当に収穫ですし、アイデアが出やすくなるので大助かりです。
前書きに、このテンプレートをもとに様々なポスターに応用していくのが本書の正しい使い方と書いてあります。
ありがたく使わせていただきます。
「あるあるデザイン」を参考にして実際にポスターを5枚作ってみた
僕は、毎日5枚ポスター制作を自主勉強としてやっています。
前回は「あるあるデザイン」を参考にポスターを5枚製作しましたので、ここで紹介してみます!
以下5枚のポスターは、商用利用ありの無料写真提供サイト『Unsplash』を使用しています。
1枚目「夢を諦めてたまるか」
人物系の写真は、写真をメインに使った方が効果的にメッセージ性を表現できると思いましたので、出来るだけ写真メインの構成にしました。
これは、あるあるデザインNo18の「はみ出す勢い」を応用しました。
2枚目「NEW FLAVOR」
アイスクリームの新商品が販売された時の宣伝ポスターを想像してデザインしました。
あるあるデザインNo42の「文字でフレーム」を応用しました。
タイトルを背景色の補色(反対色)に似た色を使うことで目立たせています。
3枚目「Pancake Festival」
パンケーキ食べたい。
これはあるあるデザインNo8の「ナナメスタイリッシュ」とNo15「線でかこむ」を用いて構成しました。
今見ると、なぜパンケーキをスタイリッシュに見せたかったのかは、定かではありませんがいいアクセントになっているようにも思えます。
4枚目「自然の家特集」
これは、BRUTUS casaみたいな、デザイン雑誌の表紙をイメージして構成してみました!
あるあるデザインNo12「まわり余白最高」を応用しました。
中のイラストは、適当に囲むように書いたものを見せるべき写真に配置しました。
まず最初に写真に視線が誘導されればいいなと思って構成しました。
5枚目「INTETRIOR21」
ミラノトリエンナーレみたいな(行ったことないけど)ものを想像して、インテリアの展示会を宣伝するポスターをデザインしてみました。
あるあるデザインNO33「文字ちりばめ」を応用しました。
文字をちゃんと読めるように、しかもバラバラにしたかったんですけど、写真を映えさせたかったんであえてある程度整列させて配置しました。
まとめ
実際に使用してみた結果、かなり役に立ちました!
これからも重宝させていただきます。
「あるあるデザイン」を使用すれば、僕がデザインした5枚のように素人でもある程度デザインは可能です。