【歴史に残る名著】君たちはどう生きるかを読んで|絶対読んだ方がいい本です
こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。
今回は、歴史に残る名著を紹介します!
『君たちはどう生きるか』です。
今から2年前くらいに流行りましたね。
でも実はこの本、昭和初期に出版されていたんです。
読んだことのない人はこのレビュー記事を見て少しでも興味を持っていただければ幸いです。
1937年発行の歴史的名著
『君たちはどう生きるか』は、吉野源三郎さんの著書です。
吉野源三郎さんは、児童文学者であり、昭和初期に活躍した小説家です。
『君たちはどう生きるか』は1937年に新潮社から出版され、戦時中でした。
戦後になって語彙に対する変更が行われ、ポプラ社や岩波書店から出版されました。
児童文学の形をとった教養教育の古典としても知られているそうです。
池上彰さんの前書きつき
本書には。テレビで有名なジャーナリストである池上彰さんの前書きもついています。
この本について読む前に
- 心得ておきたいこと
- テーマ
について触れられていました。
池上彰さんのような文章をこの記事でも書ければいいのですが、
どうも無理なので是非ご自分で読んでみてほしいです……笑。
「貧困、いじめ、勇気、学問」がテーマ
この本の構成として、旧制の中学生(=15歳)が主人公「コペル君」が友人たちの学校生活を送っていき成長をしていく物語なのですが、次第に将来の生き方や社会の構造を意識していきます。
読んでいると中学生のコペル君は、15歳で僕よりも知識量が全然違いました……笑。
成績優秀でスポーツも得意な主人公なのですが、友人とのわだかまりや貧富の差、いじめや差別に面と向かって立ち向かっていきます。
私が学生のうちに読んでいたらもっとモノの見方が変わっていたかもしれません。
おじさんのnoteがまた為になるんです
物語の途中で重要な役割をしているのが、「コペル君の叔父さん」です。
章ごとにおじさんのnoteでコペル君がおじさんに話してくれたことやアドバイスが、要約されているんですが、本書のテーマについて読み手である我々にも問いかけているようなことが書かれています。
漫画版もあります
『君たちはどう生きるか』は漫画版も存在します。
小説版よりも漫画が人気なんじゃないかと思っていますが、私は小説版を選択しました。
おそらくどちらも内容の濃さは変わらないと思います。
ですが、小説から入ったら、自分の想像力ですべての情景が補われていきます。
皆さんは、漫画から入ることをオススメです!
その方が漫画には絵がコマ割りされていますから、イメージを固定化されてずいぶん読みやすくなると思います。
まとめ
今も昔も、我々がみんな直面するテーマは同じです。
『いじめ、勇気、貧富の差、勉強、社会情勢…などなど』
この本は昭和初期に出版された書籍ではありますが、少なくとも私には共感できました。
主人公である「コペル君」は、僕らの15歳とは学力が違います(少なくとも私よりも)。
そんな時代のコペル君が直面する問題は全て現代の学生諸君にも必ず当てはまる事だと断言できます。
教養と教育の違いがよくわかる名著として今も売れ続けている理由がわかった気がします。