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【全力レビュー】一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書|要は慣れることだと思った話

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こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。

 

今回は、good design company代表の水野学さん著

『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』についてのレビューと感想を書いていこうと思います!

 

今回も、ネタバレには注意を払いつつ、この本のテーマなどを個人的に解釈したのを書いていこうと思っています。

 

では早速言ってみましょうか。

 

『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』を読んでみて

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水野学さんは、クリエイティブディレクターという「デザイナーの上級職(デザイナーに怒られそう)」のようなお仕事をされています。

 

代表的な経歴として、熊本のロゴマークPRの依頼を受けたのにもかかわらず「熊本をPRするには宣伝マンのような存在が必要」と考え、今や国民的マスコットキャラクターの『くまモン』をデザインされました。

 

そんな水野さんが実践している段取りについてを読んで、個人的にこれから生かそうと思うことを挙げていこうと思います。

ルーティンワーク化が重要

水野さん曰く、ルーティン化を増やして仕事に余裕を作ることが重要だそうです。

 

かなり難しそうです……。

 

ですが仕事の段取りやスケジュール管理は、一定のパターン化を図った方が無駄が省けて作業効率が上がりそうです。

その為には、各段階の目標や最終目標などを無理のない位置に設定しておくことが大切ですね。

コンセプトをハッキリ立てること

デザインをやる上では必ずしもコンセプトの設定は欠かせません。

 

コンセプトは出来るだけ詳細に掲げた方がスムーズに仕事が進みそうです。

一方で詳細に半端にコンセプトを決めておくと、アイデアが狭まって効率が悪くなってしまう可能性もありますね。

 

仕事内容資料集めを怠らず、「どこまでコンセプトを狭めるべきか」を決めておくことも必要だと思いました。

何かあったらすぐコンセプトに立ち返る

クライアントとの意見の相違や、不意な仕事の横入りなどで作業があやふやになってしまったら、すぐに最初に掲げたコンセプトを再確認したほうがいいでしょうね。(←これは本書に書いてあった)

 

僕も、ロゴデザインやほかのプロジェクトをする時に、コンセプト決めはかなり時間をかけています。

コンセプトはプロジェクトの警察である。

引用:『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』

予定を詳細に決めておく(=段取り)

プロジェクトの依頼や学校の課題などがあったときに、無意識に完成までの予定を決めると思います。

 

もっと細かく予定を決めてもいいかもしれません。

課題や仕事が1つずつあるならば問題はありませんが、大抵は複数の仕事が入ってきた場合にスケジュールが破綻してしまいます。

 

予定を詳細に決めておくことは、1分1秒細かくやることを決めることではなく、「ある程度のトラブルや不祥事が起きても対処できるように余裕を持ったスケジュール管理をしておく」ということです。

 

私も痛感していますが、予定は余裕を持たせる為にあるので、時間設定に隙間を入れましょう。

トップダウン方式

着地点を決めた方が迷わなくてすみます。

 

トップダウン(=目標を決めてから進める)を採用した方が私は良いのではと思っています。

 

目標を決めた方が無理をして締め切りを逃すこともないですし、目標から現在までの段取りを設定することができるからです。

要は「どれだけ早く慣れるか」では?

どんな仕事にもトラブルは起きるものです。

 

要はどれだけ仕事の段取りに慣れることができるかだと思っています。

 

慣れれば時間に余裕が生まれます。

時間だけでなく頭も余裕ができ、アイデアが浮かびやすい状態になります。

やはり段取りをルーティン化することが重要ですね!

まとめ

型を決めると生産性が増すように、段取りに枠を決めると、作業効率も上がります。

 

今回『一番大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書』を読んで、日々のタスク管理に磨きがかかったように感じます。

もう一度読み直す価値大アリです!