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ブランディングに役立つ!配色アレンジBOOKでセンスを磨ける

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こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。

 

今回紹介する本は、僕が高校生の時から重宝している本です。

グラフィック社から出版された『配色アレンジBOOK』は、その名の通り配色のヒントと様々なアイデアが詰まっています。

 

ブランディングやグラフィックデザインをする上で、配色というのはとても重要な役割を果たします。

そんな配色のバリエーションが豊富に掲載されていました。

 

見やすい構成

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内容は、見せないとわからないと思ったので一部写真を撮ってみました。

 

こういう感じで、配色イメージのタイトルが左上に構成されています。

そしてカラーパレットや色名の解説、配色例が右側に掲載されています。

 

「かわいい」「陽気でポジティブ」などの大カテゴリーが9種類もインデックスされています。

そして「初夏の風」「ナチュラル モダン」などの小カテゴリーが125種類もインデックスされています。

 

本書の最後には、配色の基礎知識なども載っているので素人の人にもわかりやすいように構成されていることがわかりますね。

配色アレンジBOOKを読んで考えたこと

配色ブックアレンジは、僕が高校2年性の時に購入しました。

ちょうど今から2年前くらいになります……。

 

当時予備校でデッサンばっかりやったり、色彩学をみっちり叩き込まれていたので、基礎知識はある程度抑えられていました。

でもいざ課題制作をするとなった時に、「配色によるイメージの具体化」は基礎知識だけでなとても困難でした。

 

ふと近所の書店でこの本を見つけた時には、めちゃくちゃ嬉しかったのを今でも思い出せます。

配色だけで見た目はガラッと変わる

配色だけで、見た目はガラリと変わります。

 

例えば、『海』

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写真の「海」で想像できるイメージはなんでしょうか?

ビーチ、バカンス、沖縄、ハワイ、グレートバリアリーフ、朝方の海、海水浴……。

 

これらのイメージを表現するには、あらかじめ配色は決まっています。

 

一方『日本海の様な海』を表現するには、全然異なる配色になります。

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この様なイメージを色だけで表現することは、案外簡単に出来てしまうんです!

配色の数が多ければ多いほど具体的で難しい

これは、僕が経験して考えたことでもあります。

 

配色の数を増やせば増やすほど汚いイメージになりやすいことがわかりました。

ちゃんとイメージに沿って考えられた配色なら、まとまりを保ったままのイメージになりますが、適当に配色したら大変なことになります。

ごっちゃごちゃです。

 

一方で具体性が増すので、独自性のあるブランディングが可能なのもわかりました。

 

配色の数だけでなく、比率も重要になってきます。

このように汎用性がある分、我々デザインする側からしたら難しくもあり、たのしくもあるんです。

まとめ

配色アレンジBOOKは、今でも時々お世話になります。

多分これからもお世話になると確信しています。

 

デザインやイラストを描きたい人は、是非オススメする本です。

 

この本を見ていると、イメージを配色に落とし込む想像力も鍛えられる気もします。

またこの想像力は、デザイナーには必要不可欠な力でもあると思います。

今でも僕は、買って良かったと思っています。