【レビュー】小林賢太郎さんの「僕がコントや演劇のために考えていること」を読んで
こんにちは!ルーシィ(@Lucy93014)です。
今回紹介する本は、私の人生で1番尊敬している人の本です。
小林賢太郎さん著の『僕がコントや演劇のために考えていること』です。
小林賢太郎さんは、俳優・芸術家で活躍されている片桐仁さんとコンビグループ「ラーメンズ」で活動されている劇作家/パフォミングアーティストです。
彼の作品で何度も感動したのを覚えています。
今回の書籍では、その作品を制作するにあたって考えていることが載っています。
内容には触れませんが、私がその本を読んで思ったことなどをネタバレにはならないようにしながら紹介していきます。
今の私を作ってくれた人
小林賢太郎さんのことを初めて知ったのは、中学3年の時です。
進路について悩んでいた時期でもあります。
声優として頑張っていこうと思っていましたが、厚かましくも「声優だけじゃなんかやだ」と思っていた僕は彼を通して多摩美術大学を知りました。
多摩美には結局進学しませんでしたが、芸術からデザインを知ることができて今は都内の大手デザイン専門学校に通っています。
今の僕には彼の作品でできている部分が半分以上はあるんじゃないかと思うくらい作品を見てきました。
なぜか美大にはコバケンファンが多い
友人から聞いたのですが、小林賢太郎さんを尊敬している人が美大には多いそうです。
友人がいる美大だけかもしれませんが(武蔵美)、是非一度はお会いしていですよ……笑。
また、東大生の友人がいるのですが、東大でも小林賢太郎さんは一部で人気だそうです。
賢太郎さん旋風を受けた人は、どうやら私だけではないようです。
「僕がコントや演劇のために考えていること」を読んだ感想
この本を読んだのは、ちょうど1年前になります。
進学先の受験で東京に行く時、飛行機の機内で読み倒してました。
内容の構成としては、小林賢太郎さんが考えている99のことが見出しになっていて、それぞれ解説していくという流れです。
読んでいくうちに、彼の考えていることがわかってきて楽しかったです。
めちゃくちゃ努力家
やっぱり賢太郎さんは努力の天才です。
彼に「怠ける」という言葉は似合わないほどストイックな印象を持ちました。
私の理想像ですが、理想が叶う見込みがありません。
私は、どうしても名前てしまいたい日がきます。
賢太郎さんもそんな日が来る時があるんでしょうか…。
ちゃんと自分らしさを作っている
彼がお客さんの前に立っている時は、小林賢太郎を演じています。
お客さんのイメージする小林賢太郎さんを演じ続けることは、すごいことだと思っています。
批判が飛び交っても、彼はブレそうにありません。
若い頃は、いろいろと苦労したそうですね。(ラーメンズテレビ進出で)
そんな経験や反省があってなのか、彼は自分らしさをちゃんと持っている印象を持ちました。
まとめ
アイデアは思いつくというよりたどりつくもの
引用:「僕がコントや演劇のために考えていること」
最近デザインを学んでいて、これを実感しています。
頭のどこかに手応えを感じているのですが、その手応えをアイデアとして掘り返すイメージを持ちます。
思いつくよりも辿り着くんですよね…。
是非気になる方は、読んでみてください。
特に、クリエイター(作家)さんにオススメです!